翔んで埼玉をついに観ました。
「遅すぎるだろ」という批判は承知の上で今回は書きたい。
そしてどんどんネタバレしていくので「これから観るぞ!」という人はぜひ回れ右していただきたい。
とにかく何がびっくりだったかというと「GACKT様」が主演であったことだ。
テレビで予告をしているときから「きっとGACKT様はちょい役なんだろう」と勝手に思っていたのでただただ驚いた。
しかもなぜか学生設定なのである。
画面アップになるとうっすらシワがみえる。
私の記憶が正しければGACKT様はすでに40半ばのはず、、、
この設定を見て思った。
この映画は
「なんでもあり」
なのだと。
湧き上がる期待。
そしてそれは裏切られることはなかった。
ところどころに挟んでくるBL要素。
千葉県民は埼玉県民をつかまえて穴にピーナッツを詰めるという謎設定。
思わずやりたくなる埼玉ポーズ。
この映画でさえも話題に上がらない栃木と茨城がかわいそうな件。
あげればキリがないが、今回語りたいのはこの映画のキーワードとも言える
「通行手形」である。
劇中では埼玉も千葉も東京に行くのは「通行手形」が必要になるのである。
「いつの時代だよ!」と突っ込みたくなるが、通行手形がない者は強制送還されるそうなので、ビザを持っていない不法滞在者のようなものである。
そして想像してみた。
もしコロナの影響で首都封鎖となり通行手形が発行された場合、手形なしで東京を出入りしようとするとあのショッカーみたいなお兄さんたちに連行されてしまうのだろうか。
「東京からきた奴らだ!」などと地元で差別を受けるのであろうか。
「翔んで埼玉」の上映開始から1年以上が経過し、まさか映画が現実になろうとしているだなんて誰が想像しただろうか。
※普通に考えて「手形」はないだろうが、それに近いものはできそう、、、。
Twitterを見ていて思ったことは「首都封鎖」と聞いて「翔んで埼玉」を思い浮かべた人がどうやら世の中に多いらしい。
かくいう私もその1人だ。
「首都封鎖されたら映画みたいなことが起こるんじゃ、、、!」と一瞬でも期待して興奮してしまった人は不謹慎すぎるので謝ったほうがいい。
、、、ごめんなさい。(お前か笑)
それにしても「首都封鎖」と聞いて「えぇぇ!」と慌てるよりも、「え、リアル翔んで埼玉じゃね?」と思った人は脳内ハッピーお花畑だと思うし、コロナに負けずに強く生き残ると思う。
まさか「翔んで埼玉」の内容が現実になる(かも)なんて驚きしかないけど、「日本埼玉化計画」や「世界埼玉化計画」だけは避けたい、ゼッタイ。